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2019年11月11日(月)
「現代語訳 学問のすすめ」福沢諭吉著 斉藤孝訳

本書の冒頭にある、
「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」

が有名ですが、このあとに、
「・・・と、言われている。」と続きます。

つまり、この言葉は福沢諭吉自身の言葉ではなく、
アメリカ独立宣言の一節を、福沢流に意訳した
言葉だそうです。

明治初期に出版され、
当時300万部以上の人に読まれたベストセラーです。
100年以上も前の書物ですが、内容的に決して古さを感じさせず、ビンビンと心に響いてきます。

「一身独立して一国独立す」
福沢諭吉といえば、間違いなくこの言葉でしょう。

一身独立するために、なにをするか。
本書には多くの”すすめ”が語られています。

まずは、多くの書物を読み、知識を広くすることから
はじめることが大事だと痛感しました。

傍らに置き何度も読み直したい一冊です。

2019年7月3日(水)
「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発」 門田隆将著

映画化決定!2020年公開

2011年3月11日。
福島第一原子力発電所。
津波が発電所を襲い、電源が遮断。
非常用発電機も動かず、完全に制御不能に。

本書を読み、映画、「シンゴジラ」を思い出しました。


東京に上陸した巨大生物 ”ゴジラ”。
その時、政府は、自衛隊は、企業、国民は・・・
どう対処したか、できたか。
日本の持てる技術力・知力、総力を挙げ、
オールジャパンで退治していく、という映画でした。
その圧倒的な存在感は、
誰の目にも恐怖と、恐れを感じとれます。

制御不能となった原子力発電所は、
誰の目にも見えない、”透明なゴジラ”として、
その存在を国内に、そして全世界に示しました。
透明ゴジラの正体は、そう、放射能です。

東電職員の、映画にも勝る死闘が、
あのとき、発電所で展開されていました。
「日本国存亡の危機」であった、という表現は、
決して過大表現ではないことがわかります。

2020年、映画化されるようです。
見えざるゴジラに、日本人はどう戦ったか、
世界の人々に見て頂きたいと思います。
今から楽しみです。

2019年5月14日(火)
「白い航跡」 吉村昭著

西洋医術にあこがれ 
海を渡った薩摩の若者が海軍を救った!
脚気の原因は食物にあり。
運命を賭けた遠洋航海に軍艦「筑波」が出港する

高木兼寛。
欧米の医学会では、高い評価を受けてはいるものの、
日本国内では、ほとんど知られていない人ではないでしょうか。

脚気の原因は白米にあるとして、当時多くの死者を出したこの病気を根絶させた人であります。

ただ、本書を読んでいただければわかりますが、
海軍医である彼は、
海軍船員の脚気は根絶させたのですが、
陸軍兵はというと、さにあらず、
多くの脚気患者を出し続けるこのになるのです。
その理由は、本書よりお楽しみください。

大河ドラマ化して欲しい気もしますが、
どこからかの圧力がかかり、無理でしょう!
近代日本医学を詳しく知ることのできる一冊です。

2019年2月12日(火)
「夏目漱石全集1」  夏目漱石著

全集1は、「吾輩は猫である」
このタイトル名を聞いて、夏目漱石を連想しない人は
少なのでは
ないでしょうか?
そんなメジャーな本ですが、
読了したのは初めてでした。
明治の知識人とはこうゆう人をいうのでしょうか。
ボキャブラリーの豊富さと、知識の豊富さに、
驚くばかりです。

今年は漱石全集を読破しようと目論んでいますが、
いかがことになりますでしょうか?

2019年1月15日(火)
「14歳、明日の時間割」 鈴木るりか著

奇跡の中学生作家 待望の新刊

昨年買った本ですが、年が明けて読もうと、
温めておりました。

期待どおり、感動の連続でした。
ありがとう! 鈴木さん。
次回の本も待ち遠しい限りです

2019年1月7日(月)
「坊ちゃん」 夏目漱石著

明けましておめでとうございます。

本年も、昨年同様、やはりこの本、
「坊ちゃん」でスタートです。

何度読んでもおもしろいです。
お正月にピッタリです。

さて、この本。
痛快だけではない、奥深ーいところを感じました。
まるで日本の隣国(生徒や赤シャツ)のように、
ねちっこく不愉快な所業が坊ちゃんに訪れますが、
もしかして、漱石は、
国際社会の世渡りを教えているのでしょうか・・・?



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